ノーネーム

君という花の記事の中にアルバムのASINコードを入れておきましたが、あのアルバムの最後のトラックに入っている曲で「ノーネーム」と言う曲があります。曲自体に名前が無いという意味ではなくて、「ノーネーム」というタイトルがちゃんとついているので誤解しないように。

アルバム全体で聞き込んだ場合の印象ですが、この曲はかなり静かです。アルバムの他の曲と比べるとギャップが激しいくらい。その静かなメロの部分は、とても遠くから何かが聞こえているような感じがする。
そこからたった一回だけ入るサビの演奏がとても感動的。低音を大量につぎ込んでいるにも関わらず、浮かんでくるイメージは、歌詞と同じ「星空」。それと同時にその低音が地を思い出させ、「地面に仰向けに寝て見上げる夜空」。伸びやかに伸びやかに奏でられるギターの音が、絞りを開けたまま何時間かおいて撮られた、星が夜空に軌跡を伸ばし写っていた画を思い出させる。
演奏時間は短いのに、細やかな光景を思い出させられる曲です。



・・・文章少し無理しすぎたかな